Staff
Ayami Takada, Atushi Mizutori
Present & Past Collaborator
Yuri Yamauchi, Shogo Yamauchi, Ryusuke Takaishi, Ikura Kaori, Ming Ying, Fai Sasimanas, Mari Suzuki, Yuri Suzuki, Soobin Lee, Meiri Hara, Risa Matsunaga, Ryota Nagasaka, Yukiko Omiya, Elisabetta Tosoni, Joel Stipano, Naoki Nakamata, Mattieu Provoost, Taro Fujisawa
Engineering / Design Partners
Arita Masaki, Yasuhiro Kaneda, Yoshiyuki Hiraiwa, RESSOURCES.LLC

SHIBORI Magic
伝統は革新の中にあるとし絞り染めの技法を受け継いでつくられた生地は、人がそれをまとったり、立体物に巻き付けるとさまざまな表情を見せる。スカーフや小物を巻き付けて生地でつくる期間限定のアートスペース。
施主:片山文三郎商店
大阪市、大阪府、日本
2019.9
ポップアップストア
144m2







片山文三郎商店の絞り染めの凹凸の特性を活かしたユニークで時に大胆なデザインは、ファッションとアートの融合、全く新しい "WEARABLE ART "を形成しています。私たちは今日も、京都の伝統工芸である「絞り」を用いて、新しいアイデアや生活の楽しみ方を提案し続けられています。
球状のバルーンを複数まとめてかたちをつくり、その周りに凹凸の特性を活かした生地を巻き付けます。遠くから見ても目立つ生地の立体感が際立たせる立体的なアート作品によるディスプレイをつくりました。柱や空間を仕切る壁を生地でくるみ、ブランドを特徴づけます。既存の棚柱の間にバーを渡して、展示台を支える支柱としたり、フックをかけて、バックなどを陳列します。展示台や仕切り壁をランダムな方向に展開することで、既存柱のならびによる空間の使い方の制約を崩し、展示スペースを広く使います。棚柱を生地でくるむことで、展示台や商品がまるで宙に浮いているかのような印象をつくります。
フローリングの床以外、モノトナスな色調に統一された空間全体にカラフルな商品が立体的に散らばるポップで楽しい空間をつくりました。


